祇王寺 写真








若くして浮世に絶望して祇王寺に隠棲した祇王と仏御前のこと。

平清盛に寵愛されては、用済みになったら捨てられる。





咲き誇る春の花も、色違いに染め上げた秋の紅葉も、いつしか最盛期は散ってしまう





盛者必衰の理は、ここ祇王寺の四季に共通する。





祇王寺に住み始めた祇王と仏御前には、平清盛の滅亡も予知できたのではないか。





二十歳やそこらで人生のピークを迎え、あとはこの静かな祇王寺で生涯を過ごす。

祇王と仏御前の人生は何だったのだろう、いったい何だったのだろう。





世の矛盾をなだめるように、落ち着きのある美しさを漂わせている祇王寺。





災いの原因である平清盛の往生を願った像があった。

祇王寺らしい大きな心でしかできない逆説だろう。





秋の紅葉を美しいと眺めながら散策した祇王寺、紅葉よりも胸を打つものがある。



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