春日大社 万燈籠 写真








8月15日・お盆の夜、春日大社万燈籠という行事があると聞いた。

境内にある3,000の釣燈籠と石灯籠に明かりが灯り、幻想的な空間になるという。





それは魅力的な提案だよね。

釣燈籠が幾つも重なり合っているシーンなんて、古都・奈良に相応しい美しい絵。





奈良公園を歩き春日大社へ入ると暗闇の森に包まれる。

参道を飾る無数の明かり、中元の夜だけに行われる春日大社万燈籠への序章。





伝統文化であり、夏の夜の楽しみでもある。

多くの人が浴衣を着たり団扇で涼を取りながら歩いているよ。





春日大社の本殿に入ると、それはもう期待していた以上の場面が迎えてくれた。





無数の釣燈籠、春日大社のカラー・朱色と重なった光景は、美しいとしか表現ができない。





釣燈籠だけでは心は動かないかもしれないけど、朱色の柱や建物と合わさって美が増幅。





残念ながら三脚使用禁止だったから、写真に撮るのは苦労した。

釣燈籠の灯りを引き立てるために他のライトも控え目にしているから、辺りは薄暗い。





ISO感度を6400まで上げたり、身体を柱に寄り掛かったりして、なんとかブレを防ぐ。

こんな時、NIKON D800の性能は抜群で、ISO6400であることを感じさせないぐらいでしょう。





他のカメラマンさんたちも必死に良い写真を撮ろうと工夫している様が、共感できたなぁ。

美しいものを美しく撮ろうとするのは本能だ。





中元の夜、燈籠を灯して祖先の冥福を祈願する、

その心根の優しさが燈籠の美に顕れていると思った、春日大社の万燈籠の写真。



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