女神湖 写真








女神湖近くのペンションに泊まったから、女神湖の朝・昼・夕を比べる機会に恵まれた

早朝5時の女神湖は、波風も立たないような静けさ、まだ湖は眠っているよう





凹凸もないまま、女神湖は天性の清廉さを全身に湛えて、ただ凪いでいる





吐息も抑えて、ひたすら女神湖は早朝の空気の中に佇んでいた

これこそが無、朝一番の集中力を使って、女神湖は無の境地に入っているよう

早朝の霧ヶ峰高原車山高原も美しかったが、女神湖の美も納得の一品





日中の女神湖は、これまた波も風もなく、目立った色も音もない





白樺湖と比べても、この女神湖の穏やかさは際立っていると思う

深い森の中に包まれているからか、女神湖の名の通り、女性美に似たものを感じる





今はドライブで気軽に立ち寄れるが、最初にこの女神湖を見つけた人は驚いたはず

山森をかきわけた後で女神湖に出逢ったら、本物の女神に見えただろう





黄昏時の女神湖には色があった

昼間の日差しが消え、湖面をつたう風は止まり、耳に入る音はない





個性を消し去ったような女神湖だが、視覚には朝にも昼にもなかった新味がひとつ

この黄金の、そしてスカイブルーの色使いが、黄昏時に出逢った女神湖の姿

暮れかかっていく太陽に同調して、女神湖も薄闇にフェイドアウトしていこうとする





思わず、ため息の中に、今日一日を振り返っていたよ

物ごとには終わりがあるって、女神湖の黄昏は僕にそう語ってくれた



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