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小説

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美しい一枚の絵 小説「一枚の絵」7話

1997/6/1  

――そんな他の人間の侵入が許されない空間に、なんと外部から 一人の人間の足音が進入してくるのを私の耳は半信半疑ながらも聞きつけた。 「大変失礼ですが」 振り返り、その声の主の顔を見たとき私は不思議に ...

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美しい恋人の絵 小説「一枚の絵」6話

1997/6/1  

心のたぎりに見合うだけほどよく暑い夏のある一日、 私は私の美しい恋人と海へ行った。 せっかくの美人を隣に乗せてのドライブなのに私としたことが幾度も道に迷い、 結局は着いたのがもう日中を過ぎた頃になって ...

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ありとあらゆる美 小説「一枚の絵」5話

1997/6/1  

次もまた特別な美しさのあるものだ。 最も犯し難く、最も頭の下がる思いのする「一枚の絵」――それはファミリーの「絵」だ。 春の陽に汗をきらめかせながら芝生の上で 子供たちと親たちが遊んでいる姿は「一枚の ...

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美の追求 小説「一枚の絵」4話

1997/6/1  

また、分かりやすい「絵」と「成功したミス・マッチング」が共演した作品も非常に美しいもの。 それを次に挙げる。 木漏れ日も涼し気な山中のトレッキング・ロードを 一人の小さな男の子とその父親らしき男性が少 ...

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美の鑑賞 小説「一枚の絵」3話

1997/6/1  

さて。偉そうなことばかり述べたがここで「一枚の絵」についての 私の最大の悩みを聞いていただこうと思う。 私は妙なところで義理堅い人間だ。 一言でいえば「誠実さ」に対しては人一倍義理堅い人間だ。 何か素 ...

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