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小説

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小説「理想郷」1話

1996/11/1  

私の部屋には陽がささない。 窓はいつも太陽に背中を向けている。 地上とも地下とも言える空間に部屋は存在し、窓からは地面の上と下の境界線が見えている。 当然昼間でも灯りが必要だ。 そんな陰気ともとれるこ ...

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深い心の傷 小説「小さな月」3話

1996/10/1  

またいつの間にか眠りに落ちていたようです、旅人は朝日に揺り起こされました。 ――これは!昨晩のことは幻ではなかったのです! 小さな月がもうすぐそこに見えています! 残るは目の前にある山を登り、その頂上 ...

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美しい一瞬の夢 小説「小さな月」2話

1996/10/1  

……また世界が変わっていました。 白い砂漠は紅い大地へと姿をうつしていたのです。 一日に疲れたはずの太陽が信じられないぐらいに燃えたぎる紅い陽射しを強烈に放っています。 それを受けた白い砂漠が紅い大地 ...

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小説・小さな月

1996/10/1  

ある小さな月はその半分を心の傷から、もう半分はその丸い表面を固い岩に覆われていました。 この小さな月も他の月たちと同じく角度によって様々な表情を、感情を持っていました。 ロマンティックなオレンジ色の満 ...

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