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永平寺(福井県)福井県観光の一眼レフ写真撮影スポット

投稿日:2009年9月8日 更新日:




永平寺っていう名前をどこで聞いたのか、お寺好きの僕、北陸随一の寺を訪れない理由がない。

いつ行こう、いつ行こうと楽しみにしていたが、ようやく訪れる光栄に拝することができた。

途中のサービスエリアで買った福井名物「でっち羊羹」をカバンに入れて、永平寺を拝観。

修行僧のお寺だと聞くから、そこにどんな日本の美があるのか、探しながらの永平寺散策。

拝観コースに入って最初の天井絵にいきなりびっくり。なんだ、このアート。

天井を飾る考え方は、ヨーロッパの寺院でもたくさん見受けられるけど、

この日本式アートでも永平寺の手の込み方は素晴らしく、ついつい多くシャッターを切ってしまう。

本堂周辺を歩く、坐禅を組んでいる修行僧もいたから、あまり足音たてずに厳かに。

木造建築の質素な美を際立たせているのは、修行僧たちが修行の一環という雑巾の床拭き。

床の隅々まで、普通なら目を向けない木盤の裏にまで、掃除が行き届いている。

無駄に見えて、決して無駄ではない修行なのでしょう。

物質をキレイにして、心をキレイにする。昔はその意味が分からなかった。

年を重ねると生活がシンプルになる、と先輩に言われたことがある。

シンプルな生活で欲しくなってくるのは、偽りのない、裏切らないもの。

この永平寺の掃除の行き届いた環境は、修行による立派なアートだ。

苔の美しさは修行僧たちの努力で勝ち得たもの、紅葉は自然が与えてくれるもの。

冬の深い雪、春の桜、それすら修行僧たちの念じる力が招くものなのだろうか。

永平寺の場所を考えれば、ここって究極。

周りに何の娯楽もない深い山奥で、街は遠いし、冬は大雪、夏は灼熱。

そんな場所で毎日を修業に明け暮れていると、どんな想いにたどりつくものなのだろうか。

欲望を排除できて、愛や心の穏やかさを手に入れられる?

それを手に入れたとして、それをどこで誰にどうやって活かす?

そう考えても、俗人の僕では答えが見つかるはずもない。

日本の美を探しに来た僕には、十分伝わってきた永平寺の日本の美。

日々を美しいものに囲まれて過ごす人たちがいること、頭の中のどこかに留めておこう。

福井県の永平寺、ここは今も修行僧たちが暮らす場所







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