不確かなコストコ新規オープン話の中で、可能性を語るとすれば、彩都コストコ@箕面市/茨木市でしょう。
普通、コストコ開業にあたって最大の障壁は商業用地の確保だが、
まずその懸念を大型商業施設計画@川合・山之口地区/彩都栗生地区でクリアになっている。
箕面市による都市計画等の変更、という大義名分が促進することで、行政はもちろん地権者に対してもパワーを与えることができる。
地元行政の後押しがあれば、残るはコストコホールセールジャパンが乗り気になれば到達するではないか。
更には2024年12月に、箕面市長がコストコ誘致を明言して

というスケジュールまで発表しているのだから。
ツッコミを入れるならば、そのスケジュール感が早急すぎる、気合いが入りすぎている。
書類手続き~整地がなされれば、建物の完成~販売の準備までは1年半あれば到達できるだろう。
箕面市長の発表と、箕面コストコの開業予定がぴったり1年6ヶ月。
でも日本中の過去のコストコオープンでは遅延がなかったことなんてない、
っていうぐらいに先が見えないのがコストコ新規オープンだって、誰もが分かっているのに。
箕面コストコ一本狙いならば、そしてコストコ側の事前合意があれば、そんな早急なオープンも納得しよう。
箕面市のコストコオープン情報がウェブ上にそう出回っていないことを思えば、もちろん推測だが、コストコ側との交渉はこれからだろう。
他のコストコオープン計画地、例えば愛媛県松山市や岡山県岡山市では、コストコ出店の土地探しで難航していることを思えば、
大阪府箕面市/茨木市のお立場は良いね、もう用地が確保できているから。
それでも箕面コストコのお話が本決まりにならないのは、きっと日本の物価高による消費活動控え、
建築工事費用の上昇、近畿地方におけるコストコ倉庫店の飽和なのだろう。
だからアナウンスされた2026年夏オープンは箕面コストコのリアルなお姿には思えないけど、
いつかは彩都コストコ、もしくは箕面コストコという名称の倉庫店が世間に現れる、そう願っているよ。