いつ撤退するかしないかと心配しているよ、IKEA立川。
なくなることを望んでいるわけではない、手を広げたものが時代推移と共に縮小されていく、
その明らかな変わり目がIKEA立川なのかなと思っているから、IKEAの業態変化を見守る意味で注目しているだけ。
東京都内で唯一IKEAの実店舗になるのが、立飛近くにあるIKEA立川。
商品をフルで店内に揃えてあって、その場で見て、その場で購入できる大型店舗。
当たり前では?とあなたは言うかもしれないけど、それを実現するには広大な売り場面積が必要になるわけで、
東京都内ともなるとそのスペース確保にかかるコストと、収益性が見合わなくなってくる。
東京都市部への一極集中と、地方の人口減少まで視野を広げて、最近のIKEAさんが見出したのが、東京23区内の小さいIKEA。
2024/9時点では、渋谷・原宿・新宿の3箇所に小さなIKEAがオープンしているが、
どれも都心型店舗で、限られたスペースに代表的商品を陳列するものの、ウェブ注文して自宅受け取り、というスタイルに誘導している。
原宿→渋谷→新宿→立川の順で、来客層の年齢が若干上がっていくのは感覚的に分かるよ。
都心型店舗という、テナント料は高いのでしょうが運営の総コストコが安くなるだろう形態で収益や実績を上げたら、
IKEAは東京都内の出店戦略を変えるかな。
そういう意味で、IKEA立川が閉店して小さなIKEA(都心型店舗)に変容したら分かりやすい。
立川のIKEA店舗全体がなくなります、はあまり想定できないけど、スペースを1/3に縮小します、と来たら都心型店舗への変換だろう。
その空いたスペースにミニコストコが入ったら更に面白い(興味深い)のですが。
そんなイケア店舗改革が先行して行われるのが立川だと思っているけど、
もっと採算性とれていないだろう地方のイケアストアから始まっていくのかもしれない。
立川イケアにそんな日が来ないことを祈りたいけど、どうなることか、状況変化というものを見守るつもりでいるよ。