単に新幹線と富士山を一緒に撮りたいのなら、何処でも撮れるさ、そんな難しいことじゃない。
ところがカメラマンこだわりが出て、高いフォトジェニックを要求する写真撮影スポットを探すようになると困った。

なにしろ主役がふたついる、新幹線と富士山の両方を引き立てるには、背景はシンプルにしないといけないでしょう。
だから賑やかな背景になる街中ではNGだ、もっと割り切った場所に、ひたすらナチュラルな場所に。

でも新幹線だから湖や海の前で走っていることはない、安全性の問題があって、SHINKANSENの線路が敷ける場所は限定される。
それから富士山を裾野まで広々と撮れる開放的な場所も限定されるね、そんな簡単なことではない?

無理な中にも奇跡はある、広い日本、探せば実は新幹線と富士山を同時撮影できる名所はあるんだ。
- 富士川橋梁の河川敷(静岡県富士市中之郷)
- 東部市民プラザ一帯の田畑(静岡県富士市富士岡南)

富士川橋梁からは上の写真のように、写真の上半分は遮るもののない空に富士山だけ、下半分は富士川の自然な流れ、そして真ん中に新幹線と線路だけ。
これだ、ふたつの主役たちの存在感を浮かび上がらせる背景に富んだ撮影場所は、やはり富士川橋梁だ。

東部市民プラザ一帯(3枚上にある縦構図の写真)からは畑を前ボケにして新幹線が特に近い距離で撮影できる。
新幹線と、富士山の麓まで全体を撮れるのは静岡県だけのスペシャルな写真でしょうね。