本当はあなたも疑っているだろう、本当に高松市香川県にコストコがオープンするのかって?
本命ではないのだ、いくら四国で2番目の人口がある高松市だろうと、
香川にコストコが開業する可能性というのは、まぁ妥協的な永遠の2番手というか、
理想がダメだったから落とし所として設定された代理といったところ。
つまり、こういうこと。
この地域でコストコが真剣にオープンさせたいのは岡山県の岡山市・倉敷市エリア。
商圏人口100万人級であり、広島市と神戸市の中間点でもある岡山。
交通の要所でもあるから、瀬戸大橋を渡って、高松市への/からのアクセスも容易。
比べて高松市は単独人口で41万人、どう盛っても岡山市・倉敷市エリアには太刀打ちできない。
ミニコストコというか、コストコフェアのお店(コストレマートさん)が、
フレスポ高松に2020年11月11日にオープンしただけでも幸せな話だ。
経済的には岡山が「主」で、距離的にまぁ近い香川県高松市が「従」となる。
コストコ岡山がオープンした暁には、香川県民・高松市民は瀬戸大橋を越えて、
岡山詣りのようにコストコ岡山の素敵さを享受しに行くのが成り行きだろう。
ところが、そのコストコ岡山の誘致計画が座礁している。
中国・四国地方で、最も栄えている広島市にはコストコがあるが、
2番目の愛媛県松山市にも、3番目の岡山県岡山市にも、
4番目の香川県高松市コストコはオープンしていない。
四国の松山市(実際は隣接している東温市)にオープンとなるのが王道かな、人口と経済を考えると。
東温市を候補地として、愛媛県の企業誘致部署の方が2019-2020年あたりからコストコジャパンに対して
コストコ東温市が出店地として良いですよ、というお誘いをかけているのは事実らしいのだ。
注目すべきは岡山市のことで、岡山市議員のかたが公表しているように、
コストコジャパンの担当者が、オープン計画を相談しに来たが、
岡山市としては許可できない状態にあるとのこと。
好機。
ここで高松市が誘いをかければ、コストコ岡山→コストコ高松への乗り換えが実現するかもしれない。
高松市というか香川県単独商圏では賄うことができないコストコオープン計画の前提条件。
高松市を「主」で、岡山を「従」とすることができそうな今なら、
コストコ四国の開業計画も見通しが立つ。
この逆転奇襲には、時間に限りがある。
今すぐに動かなければ、コストコ岡山だけではなく、ライバルはコストコ倉敷かもしれないし、
コストコ丸亀・コストコ善通寺・コストコ坂出と、その枠を狙う他の自治体も出てくるだろう。