マリオットホテル ランクとブランドの違い
常日頃思うけど、ランクとブランドの違いを「ホテル名で分ける」と、素人には理解が難しい。
理想は数字化してくれると良いな。
- 「マリオット1」は最高級ラグジュアリーブランド
- 「マリオット2」がビジネス向け
- 「マリオット3」は観光客向け
- 「マリオット4」は朝食&ベッドのシンプルプラン
もしくは、飛行機の搭乗クラスに揃えてくれると万人に分かるな。
- 「マリオット ファーストクラス」
- 「マリオット ビジネスクラス」
- 「マリオット プレミアムエコノミークラス」
- 「マリオット エコノミークラス」
こんなのだったら迷わず選べるけど、ホテルブランドのネーミングとしてはチープ過ぎて嫌われるのかな。
確かに、自動車や携帯電話、電化製品や食品でもなんでも
そんな簡単過ぎるブランドネームをつけているものは珍しいから、ビジネスの世界では通用しないかもしれないね。
しかし世の中には飛行機の座席のように伝統的に各社ネーミングを揃えているものもある。
各航空会社がそれぞれでビジネスクラスに勝手な名前をつけると紛らわしい。
現にデルタ航空はビジネスクラスを「デルタワン」と読んで、
ビジネスクラスとファーストクラスが合体したものということで売り出している。
世の中にははっきり線を引くと、価値が下がるものもあるのでしょう。
ある程度グレーな部分を残さないと、なめられるというか、見下されてしまう不便。
「エコノミークラス」と言わずに「コーチクラス(COACH)」と言おう。
「フライト ディレイ」と言わずに「ビハインド スケジュール(BEHIND SCHEDULE)」と言おう。
どちらも完全に同じ意味なのに、後者の方が(新しい言葉の響きのゆえ)ソフトに聞こえて許してあげたい気分になる。
すると、「マリオットホテル4」と言わずに「タウンプレイスホテル」と言おう、というロジックが正解だ、なるほど。
ルームーキー(金属の鍵)が死語になって、ルームーキーカード(カード)が主流に、
そして令和の今ではスマートフォンアプリがルームーキーの機能を持つ時代に。
事後精算するものはないから、チェックアウトは不要となり、ホテルはそこに人件費を当てる必要がなくなった。
こうして時代は変わっていく。
マリオットホテルのランクとブランドの違いについても、また変わっていくだろうね。
僕の予想としてはだよ、上に色々書いたものの、顧客がウェブ上から自分で予約する時代になっていくのだから、
分かりにくいブランド名は淘汰されていく予感。
- 「マリオット1」 → エグゼクティブブランド
- 「マリオット2」 → ビジネス旅行者
- 「マリオット3」 → 観光客
- 「マリオット4」 → 朝食&ベッドの最安値
つまりはこれが次時代の到達点ではないかって、そう思っているよ。
さてどうなることやら。