コストコ赤磐市のオープンにあたって、まずは岡山県における赤磐市の立ち位置、
それから岡山市と赤磐市の関係性などをチェックしてみようと思った。
赤磐市(あかいわし)基本データ
人口数 | 約41,000人 |
概要 | 岡山市のベッドタウン、農産業中心の町 |
地形 | 吉備高原にあり、地盤が固いため地震災害に強く、海から遠く津波もこない |
名産品 | 白桃、雄町米・朝日米、日本酒・ワイン |
出身の有名人 | 明石全登(戦国武将)、鼠先輩 |
穏やかに生活するにはとても良い場所と伝わってくる。
都会に用事があれば岡山市が近く、毎日は静かで優しい地元で過ごす。
そんな生活が想像できるものの、問題は経済だ、お金だ。
理想を言えばずば抜けた経済活動をもたらせる1つがあって、それ以外は平和な地方都市であって欲しい。
その1つ、地元に経済をもたらす何かがないから、日本の多くの地方都市が困窮している。
金山でも発電所でも古代遺跡でも有名人でもいいから、1つの特別な個性が欲しい。
過去にそれがなかった赤磐市、現在とこれからにその個性を誕生させるなら、コストコという商業施設は良い選択肢だと思う。
衛星都市という地理関係を利用して成功した例は他にもある。
ナガシマリゾートは、大都市名古屋の商圏を取り込んで、でも地理上は三重県桑名市だから、税収は三重県桑名市に。
赤磐市もこの制度を上手に使って、将来的に沈没しない地方都市を目指して欲しい。
ところで暗い影が点り出したのが赤磐市コストコ事情。
東隣の兵庫県たつの市に、龍野コストコが2029年にもオープンするかもしれない、という神戸新聞の報道あり。
これはまずいですよ、わずか60kmしか離れていない龍野ICでCOSTCO開業交渉が決まってしまえば
地域2つ目のコストコが赤磐市にもできるはずがない。
赤磐市長自らが、コストコ誘致中であることを直接発言しているから、赤磐コストコが候補地としてノミネートされていることは間違いない。
2025春に市長選挙がある赤磐市、これはコストコ誘致の結果がそれまでに出ると邪推していいよね。
どちらか1つなのは明らかなコストコオープン事情、先行して決めるのはどちらなのだろうか。